ひやかし

トイレにまつわる用語・ひやかし

 

買う気もないのに、商品を手に取ったり、値段を聞いたりすることを「ひやかし」であり、

 

売り手をからかうことから「からかう」という意味になりました。

 

この「ひやかし」という言葉は、ちり紙(トイレットペーパー)を作る職人たちの間で生まれた言葉です。

 

江戸時代、ちり紙を作る職人は浅草山谷の周辺に集まっていました。

 

ちり紙を作る時は、紙の種にする水(紙料)が冷えるのを待っていなくてはなりません。

 

この間、職人は手持ち無沙汰となるため、暇つぶしに近くの吉原に覗きに行きました。

 

しかし、水が冷えるまでに戻らなくてはなりません。

 

吉原に行っても遊女たちを買う時間はなく、見物してからかうだけでした。

 

そこで、「遊女を買う気のないのに見物すること」を「ひやかし」というようになったのです。