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更衣室の元来の意味はトイレ

「更衣」とはそもそも中国伝来の言葉

「更衣室(こういしつ)」とは、着替えをする部屋のことですが、

 

「更衣」とはそもそも中国伝来の言葉であり、トイレにいくことを意味していました。

 

辞書にて「更衣」を調べてみると、

 

① 着物を着かえること。

 

② トイレにいくこと。

 

とあります。

 

古代から宋(960年~1279年)の時代まで、中国人は大便をする時は裸になる習慣でした。

 

これは中国の衣服はゆったりと広がっているために着物を脱がないと汚れるからという説と、トイレの匂いが着物

 

に移るのを防ぐためであったという説とがあります。

 

皇帝や女官クラスの人は、用を足した後は、すべての着物を着換えていました。

 

この中国の風習は日本にも伝来し、江戸時代の大名なども、トイレを終えると着替えていたのです。

 

清潔なたしなみですが、一般庶民にはトイレのたびに新しく着替えるほどの衣装の持ち合わせはなかったため、

 

トイレに行く前に着物を脱ぐことにしました。

 

日本では、大正時代までこの風習は続いたとされており、そのためトイレが更衣室であったというわけなのです。