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トイレを2個設ける理由

「早く出てきて~!!」と扉をたたきながら叫んでいる光景を解消

トイレはかつてはご不浄と呼ばれました。不潔な場所であり、臭いもあるためなるべく人目(来客等)

に触れないよう家の北側の隅に設けられ、また母屋から外れた小さな小屋や物置の一角に設けられたりしました。

しかし、今は下水道の普及と様々な技術革新、そして洋式トイレの普及により、臭いもせず大変清潔なスペース

となりました。
 
そのため、トイレの設置場所や仕様がの概念が大きく様変わりし、ただ用を足す場所ではなくなったのです。

家族の人数も少ないのにわざわざもう1個設ける必要があるのか、とも思われがちですが、あるのとないので

は大きな違いがでてくるのです。

トイレを余分に設置することにより、特に朝の出勤前、登校前の時間のない時にも混雑せずにすみます。

また、体調を崩していたりする場合、トイレへの移動距離はなるべく減らしたいものであるため、

住居の各階にトイレがあれば大変助かります。

高齢者がいる場合は介助を前提としてトイレの広さにゆとりを持たせ、

なおかつバリアフリー仕様や、洗面台も設置できればなお使い勝手がよくなります。

トイレに新聞や雑誌を置いて、ゆったりと過ごせる空間にもできます。

トイレは頻繁に利用するものです。そのため設置はなるべく便利な場所を考えます。

臭いの心配もほとんど無くなっているため、設置場所にあまり制限はなくなりました。

しかし、設備配管を伴うため、なるべく水回りゾーンに設けると合理的です。

2階建てで2か所設ける場合は、上下同じ位置に設けると排水が縦配管に直接接続できます。

よくテレビドラマやアニメで見かけた1つしかないトイレを家族が長時間使用しており、

もう1人が「早く出てきて~!!」と扉をたたきながら叫んでいる光景。

トイレが2個あればそのようなやり取りもなくなるというわけなのです。